全国100店の高級イタリアンの祭典「イタリアンウイーク100」アワード開催！8店舗の受賞店発表
イタリアンウイーク100事務局
ITALIAN WEEK 100（イタリアンウイーク100）は、日本におけるイタリア料理文化の向上と普及を目的とし、東京を始め北海道から沖縄まで日本全国の各地域を代表する高級イタリア料理100店舗が参加する大型レストランイベント。第一回目は、2023年11月18日（土）～26日（日）の9日間にかけて開催され、参加各レストランでは「パスタ未来形」をテーマとする期間限定のスペシャルコースを提供。ITALIAN WEEK 100は、イタリア外務省および在日イタリア大使館が認定する「世界イタリア料理週間」のオフィシャルイベントです。
各店のシェフは、本テーマに合わせサステイナビリティ、文化の伝承、未来へ残したい料理文化としてメニューを創作し披露。公式サイト上では、一般ユーザーによる人気投票も行われ、その結果とともに、イタリア本国の三ツ星シェフ（エノテカピンキオーリリッカルド・モンコ氏）をはじめ、日本とイタリア両国によるイタリア料理文化の有識者で構成されるITALIAN WEEK 100 アワード審査委員会の審議のもと優秀店を表彰。アワード授賞式はイタリア文化会館 アニェッリホール（東京都千代田区）にて2024年1月29日（月）に開催。8店舗の表彰を行いました。
■テーマは、「パスタの未来形 Pasta for the Future」
ITALIAN WEEK 100の今回のテーマは、日本各地に点在する豊富な日本食材を使い、未来へと残したいパスタの創造を目指す「パスタの未来形 Pasta for the Future」。参加各レストランが本テーマに合わせて創作した期間限定スペシャルパスタは、公式サイト上で人気投票が行われ、得票数と合わせてITALIAN WEEK 100 アワード審査委員会による審査のもとベストパスタ賞が決定。
■最も支持された「パスタ未来形」 ベストパスタ賞「イル テアトリーノ ダ サローネ」（東京・広尾）山本鉄巳シェフの「パスタ キャリフィカータ」
ベストパスタ賞は、「IL TEATRINO DA SALONE（イル テアトリーノ ダ サローネ）」（東京/広尾）の山本鉄巳（やまもと てつみ）シェフが創作した「パスタ キャリフィカータ」が受賞しました。
一般投票での得票数に加えて、審査委員会においても「稲庭うどんの技法を用いたタリオリーニは、パスタの可能性を引き出す意義あるチャレンジ。新しい食味と風味を紡ぎ出している。伝統的なラグーソースを再解釈し、“未来形タリオリーニ”に相応しい澄んださっぱりとしたソースに、他のパスタの進化も期待させられる作品だ。 」「澄む、という文字に焦点を当て、稲庭うどんの技法を取り入れて研究し、透明感のあるパスタを作り出した点が素晴らしい。日本酒や香味野菜のブロードを使い、各地の食材の良さを引き出したこだわりにも好感が持てた。」「当該シェフが料理創作の際に大事にしている『澄心静慮』という概念が大変日本の美意識と沿う。 稲庭うどんのオリジンは、奥羽山脈の豪雪地帯で、厳しい冬を乗り越えるための冬の保存食であったとも言われているが、厳しさを乗り越える精神や姿勢が、今、この混沌とした世界情勢を乗り越えていこうという日本らしい強いメッセージのようにも見え、この未来形パスタの持つ可能性やパッションに大変感銘を受けた。」と高評価を獲得しました。
■料理、哲学、サービスすべてにおいて優れた一軒 ベストレストラン賞「アルマーニ / リストランテ」（東京・銀座）
料理はもとより哲学、実績、表現方法、ホスピタリティ、サービス、ワインリスト、空間、未来や環境への取り組みなど、年間を通じて総合的に最も優秀な活動を継続して行ったレストランに授与されるベストレストラン賞は、カルミネ・アマランテシェフ率いる「アルマーニ / リストランテ」（東京・銀座）が受賞。審査員評は、「厳選された食材を技巧的かつ、日本の四季の風情を取り込みながら、斬新なアイディアと精緻なデザインで表現した点や、品格の高い店内空間、行き届いたサービスクオリティ」、「カルミネ・アマランテシェフのイタリア料理にかける情熱、密なコミュニケーションによるレストランスタッフのチーム力など、食体験空間の価値を高いレベルで提供する」と総合点な視点で高評価を獲得しました。
■イタリアンウイーク100 アワード 特別審査委員
エノテーカ ピンキオーリ フィレンツェ本店 エクゼクティブシェフ リッカルド・モンコ氏のコメント
「今回ITALIAN WEEK 100の名誉審査員を務めることはとても嬉しいことです。この取り組みがイタリア料理の地位向上の一助となることは私が保証します。日本国内だけではなく世界中が注目することでしょう。これが私がイタリアンウイーク100アワードに贈る言葉です。イタリア料理とは常に語り継がれなければいけません。日本人はイタリア料理を世界中の誰よりも理解してくれています。それは味においても伝統においても。今年のテーマ「パスタ未来形」ですが、イタリア料理とは伝統的である一方革新的でなければいけません。「パスタ未来形」に参加したシェフはそれぞれの解釈と想像で素晴らしいパスタを創り上げてくれました。この度の参加シェフの皆様を心より誇りに思います。」
リッカルド・モンコ氏 プロフィール：
1972年ミラノ生まれ。ミシュラン・イタリア３ツ星「エノテーカ ピンキオーリ」エグゼクティブ・シェフ。1993年よりフィレンツェの名門「エノテーカ ピンキオーリ」で働き始め、すぐにその優れた才能を発揮。日本文化を愛し、現代イタリアを代表する偉大なシェフの一人であり、オーナーシェフ、アニー・フェオルデの右腕として半世紀に及ぶ同店の歴史を創り上げた功労者。「エノテーカ ピンキオーリ」は1993年度版ミシュラン・イタリアで中部イタリア史上初めての３ツ星に輝くも、直後に火災でワイン20,000本を失い、3年後には2ツ星に降格。一時期は相次ぐ不幸に見舞われたが、リッカルド氏らの努力で2004年に再度３ツ星に返り咲く。3ツ星からの降格、再昇格はイタリアでは「エノテーカ ピンキオーリ」が史上初。
■ITALIAN WEEK 100 アワード審査委員会
池田匡克（ITALIAN WEEK 100ディレクター／イタリア国立ジャーナリスト協会）
谷本有香（Forbes JAPAN 執行役員 Web編集長）
野々山豊純（料理王国 編集長）
東龍（グルメジャーナリスト）
石田雅芳（立命館大学食マネジメント学部教授）
アントニオ・フチート（イタリア フードライター／食分野インフルエンサー）
■2023年度 ITALIAN WEEK 100 アワード 受賞者リスト
・ベストレストラン賞 アルマーニ / リストランテ（東京・銀座）カルミネ・アマランテ
・ベストパスタ賞 by バリラジャパン イル テアトリーノ ダ サローネ（東京・広尾）山本鉄巳
・ベストシェフ賞 タカオ（北海道）高尾僚将
・グランシェフ賞 イル・ギオットーネ（京都）笹島保弘
・ヤングシェフ賞 ヴィラ デラ パーチェ（石川）平田明珠
・ベストイノベーティブ賞 by サンペレグリノ＆アクアパンナ タカヤマ（京都）高山忠司
・ベストローカル賞 灯りの食邸 コカジヤ（新潟）熊倉誠之助
・ベストプロセッコDOCスパークリングワインレストラン賞 アンティカ オステリア デル ポンテ トウキョウ（東京・丸の内）ステファノ・ダル・モーロ
【2023年度 ITALIAN WEEK 100 開催概要】
開催期間 ：2023年11月18日（土）～11月26日（日）
開催場所 ：全国100店舗のイタリア料理レストラン
【2023年度 ITALIAN WEEK 100 アワード 開催概要】
開催日時 ：2024年1月29日（月）14：00～16：30
開催場所 ：イタリア文化会館 アニェッリホール
公式ホームページ：https://italianweek100.com/
公式Facebook：https://www.facebook.com/italianweek100
公式instagram：https://www.instagram.com/italianweek100/
2023年度スポンサー＆パートナー一覧：https://italianweek100.com/iw100-archive/partner_sponsor-2023/
主催：ITALIAN WEEK 100 事務局
ITALIAN WEEK 100 ディレクター：池田匡克
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＜本件に関するお問い合わせ先＞
ITALIAN WEEK 100 事務局 italianweek100@veritacafe.com（担当：池田・吉田）
