2024年7月3日〜30日にかけて行われた「バリラ×IW100 バリラ ラザニアウイーク」で最も多くの投票を集めたラザニアに贈られる「ベストラザニア賞」は、東京・広尾「イル テアトリーノ ダ サローネ」山本鉄巳シェフの「ラザニア・コンジェラート」に決定した。これはボイルしたラザニアと、バターを塗ってパリッと焼いたラザニアの2種類で、ピスタチオのジェラートと山羊のカプリーノチーズとホワイトチョコのセミフレッドを挟み込んだ冷たくて甘いラザニア。「イタリアに住んでいた頃ピスタチオと山羊のチーズの組み合わせが好きでした」という山本シェフの発想は常に新しく、昨年のベスト・パスタ賞についでの受賞となった。
また、最多得票には届かなかったものの、極めて斬新かつ意欲的で、多くの投票を集めた3つのラザニアについても特別賞受賞が決定した。ダルマット 六本木ヒルズ店(六本木)徳永翔平シェフの「グランキオ」、ペペロッソ(池ノ上)今井和正シェフの「De Lasanis デ・ラザニス」、そしてマジカメンテ(恵比寿)佐藤崇行シェフの「本マグロとビーツのラザーニャトロンケット仕立て」だ。
同ウイーク中に来日し、多くのラザニアを実食したバリラ アジアパシフィック エグゼクティブシェフであるアンドレア・トランケーロ氏は「日本のパスタのレベルは非常に高く、今回も実に斬新なラザニアを多く目にした。そのレベルの高さは広くアジアに広めたいと思う」とコメントしてくれた。なお9月上旬には各受賞店舗にて賞状授与が行われるのでその様子もまたレポートする予定だ。