2026年1月、大寒波の中で函館を訪れた林祐司シェフが見つけた、極上の函館食材を使った期間限定スペシャル料理がついに完成。2026年3月1日(日)〜10日(火)の期間限定で「タンタローバ」にて提供される。函館の食材に触れ、そのインスピレーションをもとにさまざまな料理のアイディアが湧いてくるという林シェフ。当日どんな料理が登場するのかも楽しみにしたい。函館食材を使ったメニューは、アラカルト料理でもコース料理(要予約)でもいただける。林シェフのYoutube 函館食材探訪記に登場する生産者の食材も多数ラインナップし、動画を観てから、ぜひ店舗でその食材のメニューをチェックしてみて欲しい。(お問い合わせ・ご予約は「タンタローバ」まで。)

「マダコと白インゲン豆のラグー パスタ」

「茹でた時の海藻を思わせる香りが他のマダコとは全く違う」と林シェフ。「マルヒラ川村水産」のマダコをトマトで柔らかく煮て、ミンチ、スライス、ブツ切りと3種類の食感が味わえるラグーに仕上げてある。パスタは南イタリア伝統の、セモリナ粉と水だけで作った「ストラシナーティ」(引きちぎるという意味)。もちもちとした食感と弾力ある歯応えが柔らかいマダコと白インゲン豆によく合う。シンプルに茹でただけのマダコを、男爵イモとともに前菜で出すことも考えているそうなのでそちらも楽しみだ。

「蝦夷舞茸とホタテのフリット」

函館の海の幸と山の幸のフリット。とても香りの良い「蝦夷舞茸」は2日間セミドライにすることで、香りがさらに凝縮。「マルヒラ川村水産」のホタテはとても甘く昆布を思わせる旨みと香りが強いので、天ぷらの手法と同じく、蒸し上げるようにし、中はレアな状態で提供しますと林シェフ。旬の食材を味わうのには最も適したシンプル・イズ・ザ・ベストな一皿。

「山川牧場 特濃牛乳と飲むヨーグルトの ラッテインピェーディ」

「山川牧場」の特濃牛乳はジャージーとホルスタインの乳をブレンドし、その名の通り濃厚な味わいが持ち味。その濃厚な味わいを活かすために生クリームを使った「パンナコッタ」ではなく牛乳(ラッテ)のみで作る「ラッテ・イン・ピエディ」=牛乳プリンにしてある。ゼラチンは少なめ、ふるふるの食感はまさに飲めるデザートだ。さらに同じ「山川牧場」の「飲めるヨーグルト」を回しかけ、まさに“飲む”ように味わう、ミルク尽くしのデザートが完成する。

函館の厳しい冬が育んだ滋味を、東京で味わうという贅沢。生産者の情熱と林シェフの感性が重なり合う一皿は、まさに土地の記憶を運ぶ料理だ。この10日間だけの特別な機会を、どうぞお見逃しなく。