昨年「FUCHIGAMI」渕上誠剛シェフがアジアチャンピオンに輝いた国際パスタコンテスト「バリラ パスタ アジア チャンピオンシップ2025」の募集が始まった。これはまず参加予定のアジア8ケ国で予選が行われ、それぞれの優勝者が10月のアジア大会にてパスタ アジアNo1を競う大会だ。

日本大会は2025年夏に東京で開催される予定で、書類選考を経て選出された6人のシェフが決勝にて日本代表の座をかけてその技を競う。当日は調理、審査員による実食、プレゼンテーション、質疑応答をへた優勝者1名が日本代表に選出される。さらに10月には(開催国未定)各国のアジア地区予選を勝ち抜いた8ケ国代表シェフが集まって、今度はアジア一の座をかけて熱い戦いが繰り広げられる。昨年に続き今年も出場予定国はシンガポール、マレーシア、日本、中国、インド、フィリピン、ベトナム、韓国。昨年のアジア大会ではアジアらしいさまざまなスパイスやフルーツ、フレーバーを多用したパスタが登場したが、その中でも渕上シェフのヴィーガンパスタは完成度もコンセプトもずば抜けた存在だった。審査委員長のバリラ APACエグゼクティブシェフ、アンドレア・トランケーロ氏は「日本のレベルは他国よりも一段上を行っている」と語っているように今年の日本代表シェフも当然のことながら、優勝候補として期待されることは間違いない。今年もItalian Week 100はこのコンテストをサポートするので、アジア一を目指すシェフは是非この機会にエントリーして、日本のイタリア料理のレベルの高さを広く内外に広めて欲しい。

アジア大会の様子

渕上シェフから2025年度参加シェフへのメッセージ

Pasta Asia Championship 2025 応募要項

大会の目的パスタを中心とした、料理の技術と創造性に基づき、アジアのシェフがその技を存分に発揮できるバリラ主催の大会です。プロフェッショナルなシェフがその才能とパスタへの情熱を披露し、無限の可能性を探求できる場をバリラはサポートします。
大会の仕組み応募:2025年2月開始、5月31日締切 以下サイトから日本の国旗をクリックし、必要書類(シェフプロフィールやレシピ)を提出してください。 https://bit.ly/barillapcjapan
日本国内審査:6名のシェフが選出されます。
日本国内決勝(7月29日東京):選出された6名のシェフが、国内チャンピオンのタイトルをかけてその技を競います。
アジア決勝(10月予定、開催国は別途ご案内):日本、シンガポール、マレーシア、中国、インド、フィリピン、ベトナム、韓国の8か国から各国の優勝者が、アジア最終チャンピオンのタイトルをかけてその技を競います。 
優勝賞品日本国内決勝進出6名:名前入りBarillaシェフジャケット
アジア決勝上位3名: イタリアでの3日間のガストロノミーツアー
1位: 上記に加えて賞金3,000ユーロ
2位: 上記に加えて賞金2,000ユーロ
3位: 上記に加えて賞金1,000ユーロ
応募ルール応募資格 以下のシェフが参加可能です: 年齢18歳以上かつシェフとしての経験が3年以上あること 現在、パスタをメニューに含むレストラン、ホテルでシェフとして勤務していること 英語での書類提出および決勝でのプレゼンテーション(事前に用意した英語プレゼンテーションを読むことは可能) 年間を通じてバリラのパスタを使った料理をメニューに入れていただくこと(レストランで利用いただくアイテムなどをバリラからサポートします)

レシピ要件 バリラ クラシック スパゲッティ No.5またはペンネリガーテを使用し、パスタが料理の中心になっていること 調理手順を明記すること 材料を明記すること、材料には4人分を含み、1人分はドライパスタ85gを使用すること 応募前に、勤務先のレストラン、ホテルからチャンピオンシップへの応募および提出するレシピについて許諾を得ておくこと 提出するレシピは応募シェフのオリジナルであり、勤務先のレストラン、ホテルのメニューや他者のアイデアを含むコピーではないこと 提出レシピは英語で記載すること
大会に参加するメリット料理のスキルを更に磨く
Barillaの長年の専門知識、情熱、豊かなイタリアの伝統からインスピレーションを得ながら、自身の才能を試し、創造性を広げ、さらにスキルを磨くことができる。
国際的な交流を広げる
世界中のシェフとグローバルな舞台でアイデアを交換し、貴重なネットワークを築く機会が得られる。
料理の視野を広げる
アジア決勝の上位3名は、イタリアの食の中心地パルマを訪れ、Barillaの発祥地をはじめイタリアンガストロノミーに存分に触れることができる。
採点基準準備工程(10点) 作業の整理能力、実行時間の厳守道具の準備と整理整頓能力、設定されたスケジュールと時間の遵守、調理プロセス中の清潔さと秩序衛生基準の順守
技術(15点) 食材の適切な取り扱い、保存、調理 適切な重量と分量の使用、使用する調理技術の有効性
料理の見栄え(15点) 美的外観、上品で洗練された色彩バランス プレゼンテーションの良さ、色の調和、食欲をそそる仕上がり
パスタのゆで具合(20点) 調理時間と提供時の温度の適切な管理 パスタは第一の料理(プリモピアット)として温かい状態で提供されているかどうか(レシピで「冷製」と明記されていない場合) パスタが料理の主役であるかどうか
味付け(40点) 食材の調和と味の心地よさ 調味料の適切な使用
合計:100点

応募

2025年2月開始、5月31日締切

下の画像をクリック、リンク先から日本の国旗をクリックして必要書類(シェフプロフィールやレシピ)を提出してください。