Ristorante QUINTOCANTO
リストランテ クイントカント

威風堂々、大正建築とリストランテの邂逅


若き夏川シェフがその才能を自由に表現

大阪市内を流れる土佐堀川に浮かぶのが長さ3kmの中之島だ。島の上は国立国際美術館、大阪市立科学館、中之島公園などが並ぶ文化的なエリアとなっているがその一角に重厚なネオロマネスク様式の石造りのビルがある。1926年に建てられた歴史的建造物は2013年に生まれ変わったが、その一階に「リストランテ クイントカント」はある。

夜ともなればライトアップされ、まるで外国のような重層な雰囲気を漂わせるたたずまいは大阪を代表する「リストランテ」という格にふさわしい。店名はイタリア語で「五番目の角」を意味するが、これは「サローネ」グループ五番目の出店ゆえに名付けられた。日比谷ミッドタウンの「サローネ トウキョウ」あるいは広尾「イル テアトリーノ ダ サローネ」同様、いやそれ以上にラグジュアリーな空間は他を圧倒する存在感がある。

「イタリアと時差のないイタリア料理」という共通コンセプトは変わらず、伝統=トラディツィオナーレと地域=レジョナーレ、そして創造=クレアティーヴァを上手に組み合わせた創造的な料理「クチーナ・クレアティーヴァ」を信条としているのだ。厨房を指揮するのは32歳の若きシェフ、夏川和也氏。それまでに培った技術を皿の上に自由に表現している。メニューは旬の食材をベースとした月替わりで、どんな料理に出会えるかはその日の楽しみ。しかし「サローネ」伝統である、締めのスパゲッティ・ポモドーロは変わらず、ひととおりコース料理を食べ終えた後だというのに無性に食べたくなる、そんな魅力あるパスタなのだ。


chef profile

夏川 和也
KAZUYA NATSUKAWA

1991年3月29日生まれ。大学卒業後、大阪市内のイタリアンで働き、2017年QUINTOCANTOに入社。2019年シェフに就任。


「パスタ未来形」 by シェフ

私が考えるパスタ未来系
近年の食材の価格高騰は生産者から消費者まで様々な人々に深く関わっている問題です。
イタリアのパスタは本土の文化、歴史、地域性、伝統が組み合わさって生まれる産物でその全てが完成されていると思います。
今後の未来を見据えて日本で生産される最高の食材だけを使う事で自国の1次産業へ少しでも力になり、尚且つその食材達を余す事無く全て使うことで持続可能な社会への貢献にもなります。
イタリアへのリスペクトを忘れずに新たに生み出すパスタこそが未来系だと私は思います。


ITALIAN WEEK 100特別コース
ディナー 24,200円

(1名料金/税・サービス料込)


【コース内容】


予約受付開始:
2023年10月1日()10:00〜

※上記の電話予約ボタンをPC閲覧の方は、下記INFORMATION内の電話番号へ予約お問合せください。


INFORMATION

大阪府大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル本館1階[google MAP🔗]
Tel:06-6479-1811
E-mail:quintocanto2013@gmail.com
営業時間:
ランチ 12:00~15:00
ディナー 18:00~22:30
定休日:無休(臨時休業あり)
公式WEB