ハナマルキ醸造 麹 研究室×IW100 発酵の可能性 日本の伝統発酵「塩こうじチーズ」編
日本の伝統発酵が起こす食のイノベーション!塩麹でつくる国産チーズの可能性
ハナマルキ醸造 麹 研究室×IW100参加シェフのコラボレーションが実現!
ITALIAN WEEK 100の2024年度の統一テーマは「発酵の可能性」だ。今年も100人のIW100参加シェフが世界的トレンドでもある「発酵」を追求し、日本でしかできない日本独自のイタリア料理の創作に取り組む。今回、その前段に相応しい企画として、味噌・醸造品大手のハナマルキが立ち上げた新ブランド「ハナマルキ醸造 麹 研究室(以下略称、HANAMARUKEN/ハナマルケン)」とIW100参加シェフのコラボレーションが実現した。
麹の可能性を追求した「塩こうじチーズ」でイタリア料理
ハナマルキは1918年の創業以来、105年にわたって味噌や麹(こうじ)をベースにした商品を開発し、麹や発酵の研究をし続けてきたが、新たに設立されたHANAMARUKENでは、日本の国菌である「『麹』の可能性を追求し、『麹』の未来を創る」というコンセプトのもと、2012年には日本古来の調味料「塩こうじ」を独自技術で液体化した「液体塩こうじ」を、22年には粉末化した「熟成こうじパウダー」を開発し、塩麹の市場を広げている。
今回のHANAMARUKEN×IW100では、「発酵の可能性 日本の伝統発酵『塩こうじチーズ』編」として、HANAMARUKENの新商品「液体塩こうじ」を使った「塩こうじチーズ」でイタリア料理メニューを創作し、期間限定メニューとしてレストランで実際に提供するキャンペーンを2024年3月11日(月)~31日(日)に開催。協力してくれるのは、ザ・モメンタム バイ ポルシェ(東京・汐留)の林祐司シェフだ。
レンネットを使わずにつくれる国産チーズ。画期的な新食材「塩こうじチーズ」とは?
通常、チーズ作りには、牛乳を凝固させる「レンネット」という酵素を用いるのが一般的だが、HANAMARUKENは「液体塩こうじ」がもつ酵素(プロテアーゼ)がレンネットと同様の働きを持つことを発見し、商品化したのがこの「塩こうじチーズ」だ。日本国内でチーズづくりに取り組むシェフたちからよく聞かれるのが、「レンネットがなかなか手に入らない」という声なのだが、「液体塩こうじ」がレンネットの代わりになるというのは、そうしたシェフたちにとっても画期的な情報であるはずだ。
さらに、気になるのは「塩こうじチーズ」のチーズとしての出来栄えだ。「サンプルをいただいた時に想像していたものと全く違ったので驚きました」と林シェフは語る。「塩こうじチーズ」の詳細については、ハナマルキの取締役マーケティング部長の平田伸行さんとマーケティング部ブランド戦略室長の國吉優子さんのお二人とともに林シェフに語っていただいた。対談ページは以下のリンクから公開中。
ハナマルキ醸造 麹 研究室 塩こうじチーズフェア開催
@ザ・モメンタム バイ ポルシェ(東京・汐留)
塩こうじチーズメニューを期間限定で提供!
開催期間:2024年3月11日(月)~3月31日(日)
予約方法:直接店舗へお電話(Tel:03-6280-6785 予約可能な時間帯10:00〜12:00、15:00〜17:30)また以下予約サイトよりご予約ください。
[ 一休.com / 食べログ ]
HANAMARUKEN「塩こうじチーズ」がイタリアンレストランとコラボレーション! 東京・汐留のザ・モメンタム バイ ポルシェで期間限定の塩こうじチーズメニューが登場。期間中は「塩こうじチーズ」の店頭販売も実施!
<期間限定 塩こうじチーズコースメニュー>
ランチコース:8,800円
ディナーコース:13,200円
コース内容(全8品):突き出し/前菜/パスタ①/パスタ②/メイン/ドルチェ/カッフェ/小菓子
店頭販売:「塩こうじチーズ」100g 3,240円(税込み)
<Antipasto 前菜>
「液体塩こうじ」でマリネした真鰯
塩こうじチーズバター、アンチョヴィのアクセント
ブッロ エ アッチューゲ
真鰯は「液体塩こうじ」とヴィネガーでマリネし、下のクリームにはピエモンテでよく食べるアンチョビ・バターに「塩こうじチーズ」を加えてクリーム状にしてある。バタークリームのコクと真鰯の酸味、塩麹の風味が絶妙のバランスで、トーストしたブリオッシュが追いバター感をプラス。ワインが進む味付けのスターター。
<Primo piatto パスタ>
フェットゥチーネのヴィニャローラ仕立て
春のピゼッリ、カルチョーフィ、そら豆に
パスクアのアバッキオ〜ほのかに香る塩こうじチーズ
ローマの春をイメージしたパスタ。「ヴィニャローラ」とはブドウ農家のことで、ブドウ畑のそばで取れる春野菜を使用。イタリアでは春の復活祭(パスクア)には羊を食べる習慣があるので、レアっぽさを残した羊とよく煮込んだ羊の2種類をソースに仕立てた。「塩こうじチーズ」には、ペコリーノチーズのようなフレッシュな酸味があるので、羊によく合う。
<Secondo piatto メインの肉料理>
十勝マンガリッツァのヴァッレ・ダオスタ風~塩こうじチーズを3種の仕立てで
マンガリッツァ豚の中にチーズを挟み込んだヴァッレ・ダオスタ地方の郷土料理。「塩こうじチーズ」、リコッタ、生クリームで作ったソースをスペックとともに豚肉で挟み込んでカツレツにしてある。ナイフを入れると中からチーズがとろりと溶け出す。さらに「塩こうじチーズ」のチップスと「塩こうじチーズ」と牛乳で作ったスプーマを添えて、異なる3種類のチーズを味わい尽くせる一皿。
<Dolce ドルチェ>
苺〜とちおとめとマスカルポーネと~塩こうじチーズのデュエット
「塩こうじチーズ」はデザートとの相性も抜群。栃木産とちおとめの甘酸っぱさと「塩こうじチーズ」の酸味、マスカルポーネのコクと甘み、ミントのジュレをスプーンで混ぜながら食べる。スパイスを効かせたメレンゲとパイ生地でサクサク感もあり、味や食感の変化を楽しめるデザート。
ハナマルキ醸造 麹 研究室(HANAMARUKEN)とは?
ハナマルキ醸造 麹 研究室(略称:HANAMARUKEN/ハナマルケン)は、味噌・醸造品大手のハナマルキが、「『麹』の可能性を追求し、『麹』の未来を創る」というコンセプトを掲げ、業界の常識にとらわれず新商品の研究・開発に挑戦する目的で2023年8月7日に立ち上げた新ブランド。第1弾商品の高級生味噌3品に続き、同社の人気調味料「液体塩こうじ」を使った「塩こうじチーズ」を発売。オンラインサイトにて販売中。今後も「麹にはまだ追求すべき余地が残っている」と考え、新しい商品を開発予定。
➤ ハナマルキ醸造 麹 研究室(HANAMARUKEN)公式オンラインストア
コラボレーションシェフ プロフィール
ザ・モメンタム・バイ・ポルシェ
林 祐司 YUJI HAYASHI
「タンタローバ」「ザ・モメンタム・バイ・ポルシェ」総料理長。日本イタリア料理協会会員。大阪のレストランで勤務後、本場イタリアの郷土料理を学ぶべく渡伊。ピエモンテ州を中心に研鑽。 帰国後は東京へ舞台を移し 数店の料理長を経て 文京区播磨坂で23年続く老舗イタリア郷土料理店「タンタローバ」料理長へ。在日イタリア商工会議所やイタリア料理アカデミーより本物のイタリア料理提供する店として認定される。2020年より同グループ汐留にある世界初ポルシェ公認のレストラン「ザ・モメンタム・バイ・ポルシェ」の総料理長を兼任。 2店舗にてイタリア郷土料理をトラットリアとリストランテの仕立てで表現する。
INFORMATION:
The Momentum by porche(ザ・モメンタム バイ ポルシェ)
東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター1F[google MAP🔗]
Tel:03-6280-6785
営業時間:
ランチ 11:30~15:00(13:30L.O.)
ディナー 18:00~22:30(20:00L.O.)(+10%サービス料)
定休日:月曜日、不定休あり
➣ 公式WEB