Dodici
ドーディチ

京都らしいラグジュアリーな空間で識る12の抒情詩


北イタリアで研鑽を積んだ尾本寛シェフと圧巻のワインリスト

「ドーディチ」は京都を代表する名旅館が並ぶ麸屋町通にある。京都のイタリア料理店といえば京町家を改装した京都ならではの雰囲気の店が多いが「ドーディチ」はそれらとはまた一味違う。「ラグジュアリーな空間で圧倒的なホスピタリティと京都随一のイタリア料理を」がコンセプトだ。ゴールドやシルバー、ダークネイビーを基調とした空間は現代的な味付けで統一されており、大人がくつろげる空間となっている。

シェフを務める尾本寛氏は京都出身。イタリアに渡るとヴェネトの名門「リストランテ ドラーダ」「リストランテ ペルッベッリーニ」などでキャリアを重ね、2020年には「ドーディチ」OPENにあたりシェフに就任した。「ドーディチ」とはイタリア語で「12」の意味だが、それは1年12か月を表している。四季を感じられる季節ごとの食材を使用し、コースは月替わり。京都南「石割農園」の無農薬野菜や亀岡市の京鴨や鹿肉、滋賀県近江「中川畜産」の近江牛など、京都近郊の優秀な生産者とのコネクションをベースに、旬の食材に恵まれた京都ならではのイタリア料理感がそこにある。

例えばパスタは手打ちのトレネッテで、クレソンとアーモンド、トマト、ニンニクを主体としたシチリアの味トラパネーゼソースで、さらに旬のクレソンをトッピング。タリオリーニだと線が細すぎ、タリアテッレだと主張が強すぎるということでその中間に位置する太さのトレネッテにしたという。魚料理は初夏ならば「ヤマト鰹 新生姜 発酵トマト」は旬の鰹を炭火でタタキ状にし、生姜の冷たいグラニータの風味と、発酵トマトで酸味を添えてある。肉料理ならば「七谷鴨 蓮根 山椒」がいい。京都産の上質な七谷鴨の胸肉にはフォンドボーとマルサラ、山椒のソース。付け合わせの蓮根のはさみ焼きには鴨のミンチを詰めてある。日本人が好む和の味を出発点に、イタリア的解釈とフィルターを加えた上質なイタリア料理だ。

また、日本とイタリア2か国のソムリエ資格を保持する中島丈晶支配人がセレクトするワインもイタリアだけにこだわらず、フランス、カリフォルニア、チリなど約500本のワインを取り揃えている。セラーをのぞけばドン・ペリニヨン、サロン、クリュッグといったシャンパーニュからペトリュス、DRCまで圧巻のラインナップ。料理とのペアリングはもちろん、ノンアルコールの緑茶やほうじ茶、台湾茶などとのティペアリングも提唱している。


chef profile

尾本 寛
HIROSHI OMOTO

1970年京都府生まれ。学生時代イタリアンブームがあり、何かイタリアに関わる仕事をしたいとイタリア料理店に入る。28歳で渡伊。「リストランテ ドラーダ」「リストランテ ペルベッリーニ」「オステリア カッシーナ ディ フィオーリ」などで修業を重ねる。帰国後ビストロやイタリア料理店などで腕を振るった後、2020年「ドーディチ」OPEN時の料理長に就任。


INFORMATION

京都中京区麩屋町通御池上ル上白山町239 白山神社前[google MAP🔗]
Tel:075-221-1238
E-mail:info@dodici-kyoto.jp
営業時間:ランチ : 12:00~(13:00 最終入店受付)、ディナー : 18:00~20:00 (19:00 最終入店受付)定休日:水曜、木曜
公式WEB