FARO
ファロ

イタリアンの枠にとらわれない能田シェフの新たなガストロノミーへの挑戦


ヴィーガン・イノベーティブの第一人者

イタリアで長く活躍、ローマでシェフを務めていた能田耕太郎氏が2018年より「ファロ」エグゼクティブ・シェフに就任。能田シェフの料理はイタリア伝統料理がその根幹にしっかりとあるものの、発想とアウトプットは自由自在なイノベーティブ。

例えば能田シェフの代表的料理のひとつ「ジャガイモのスパゲッティ」がある。これは細くピールしたジャガイモをバターで加熱してパスタのような食感に仕上げ、イタリアの魚醤コラトゥーラを加えたもの。これが実に斬新かつ美味しいのだがその根底にあるのは、簡素な食材でいかに料理を美味しくするかというイタリア料理永遠の命題、クチーナ・ポーヴェラの精神だ。能田シェフは日本でいち早くイノベーティブ・ヴィーガンをコース・メニューに取り入れており、現在は禅寺とコラボした日伊合作の新しいヴィーガンメニュー開発にも取り組んでいる。


chef profile

能田 耕太郎
KOTARO NODA

1999年に渡伊。2007年までイタリアの名店で修行を積み、その後現地でシェフとして活躍。2013年、「ノーマ」など最高峰の北欧料理店での研修を経て再びイタリアへ。自身が共同経営するローマの「bistrot 64」にて2016年11月「ミシュランガイド・イタリア2017」にて二度目の1ツ星を獲得。イタリア料理のシェフとして2度の評価を得るに至った初の日本人となる。2017年には「テイスト・ザ・ワールド(アブダビ)の最終コンペティションにローマ代表として出場し優勝。「ファロ」では「ミシュランガイド・東京2021」にて1ツ星獲得。2022、2023は連続して1ツ星継続とグリーンスターの獲得をしている。

「パスタ未来形」 by シェフ

自分がずっとイタリア料理をやってきたなかで未来について考えた時、進化することだけが未来ではない、と思うようになりました。例えばローマを代表する料理カルボナーラは、いまや本家を超え世界中でいろいろな形に変化しています。クリームが入ったりパルミジャーノだけで作ったりといろいろなバージョンがある中で、やはりローマで仕事してきた自分が感じたのは本物を残さなければいけないということ。カルボナーラとは伝統料理の中では比較的新しい料理ですが、革新的だった時代があったはずだと思います。それが100年経って伝統となって、これから先も残していかなければいけない、そう考えます。


ITALIAN WEEK 100特別コース

コースのみ 20,000円

(1名料金/税込・サービス料別途)


【コース内容:全8品

アミューズ/前菜/IW100スペシャルパスタ/魚料理/肉料理/デザート/プティフール


予約受付開始:
2023年10月1日(日)10:00〜

※上記の電話予約ボタンをPC閲覧の方は、下記INFOMATION内の電話番号へ予約お問合せください。
※お電話予約の場合、10月1日(日)が定休日のため、10月3日(火)14時以降にお電話でのご予約を受付いたします。(WEB予約は10月1日(日)から受付。)


INFORMATION

東京都中央区銀座8-8-3[google MAP🔗]
Tel:03-3572-3911
E-mail:faro.reservation@to.shiseido.co.jp
営業時間:
ランチ 12:00~15:30(L.O. 13:30)
ディナー 18:00~23:00(L.O. 20:00)
定休日:日曜日・月曜日、夏季・冬期休業あり
※スマートカジュアル
※お子様対応
※ランチ 可、ディナー コース料理を召し上がれる方
公式WEB