DAL-MATTO nishiazabu hontenダルマット西麻布本店

01 東京

DAL-MATTO nishiazabu honten
ダルマット西麻布本店

2023年度参加

夜更けの西麻布にイタリア料理マニアが集う

伝統に忠実でありながらオリジナリティもプラス

古くは90年代イタリア料理ブームのころより港区西麻布はイタリア料理激戦区であり、数多くの話題店や注目店、老舗や名店が東京イタリア料理史を華やかに彩ってきた街だ。「ダルマット」は平井正人オーナーシェフが2004年に西麻布にOPEN、現在は西麻布本店をはじめ4店舗を経営する人気イタリア料理店グループだ。

店名の「ダルマット」とはイタリア語で「頭がおかしいやつの店」という意味になるが、これはイタリア料理界にとってみればある種の褒め言葉であり、またそうしたシェフの店に集まる熱狂的なイタリア料理愛好家たちも東京イタリア料理史に欠かせない存在なのである。平井シェフは90年代にはイタリアを代表する名店のひとつであった「ガンベロロッソ」フルヴィオ・ピエランジェリーニ氏の元で学び、日本に帰国後は落合務シェフの「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」倉谷義成シェフの「クラッティーニ」などで研鑽を積んだ。イタリア料理の伝統を重んじ、なおかつ独自のエッセンスを加えた進化形イタリア料理は多くのファンに支持されている。特に「冷製カルボナーラ」は多くのファンに愛される平井シェフのオリジナルかつ永世定番だ。

chef profile

平井正人
MASATO HIRAI

1973年、静岡県生まれ。本場イタリアへの料理研修に参加のため渡伊、最も気に入ったトスカーナ州の有名店「ガンベロ・ロッソ」などで修行。イタリアに在住していた頃、持参して勉強していた本で見た落合務シェフの料理に惹かれ、就職を希望する手紙を日本へ郵送。その頃、イタリアで働いていた、リストランテ「クラウディオ」に落合シェフから電話をいただき感激して、落合シェフの元で働くことを強く希望した。 1997年7月「ラ・ベットラ」開業と同時に上京し約3年間、落合シェフの元で修行を積む。その後、クラッティーニを経て2004年9月「有限会社ダル・マットグループ」を創業、同年11月に西麻布に「ダルマット」をオープン。

【IW100 SATELITE　ラザニアウイーク参加レストラン】
バリラ×IW100 ラザニアウイーク開催概要

毎年7月29日はNational Lasagna Day（国際ラザニアデー）。これに合わせてIW100に参加する10軒のシェフが、ラザニアウイークのために創作したラザニアを披露します。以下の期間限定で、各店で創作ラザニアがメニューに登場！

2023年8月5日～8月11日 　
ダルマット西麻布本店　平井正人シェフ考案
「アラビアータのラザニア」

ダルマット西麻布の平井正人シェフが提案するのは、ほのかな辛さが心地よい「ラザニアのアラビアータ」。ベシャメル、アラビアータソース、信州和牛を使った牛肉のラグー、モッツァレッラ、パルミジャーノを重ねてはラザニアを乗せる工程を4段繰り返してオーブン焼き。仕上げにアラビアータソースをかけて、つけながら食べる。辛いもの好きにはたまらない、ワインが進む一皿だ。「イタリア人は一目見て味がわかる料理が好きなので、イタリア人にも気に入ってもらえる想像通りの味だと思います。」