灯りの食邸 KOKAJIYA
アカリノショクテイ コカジヤ
心に明かりを灯す古民家イタリア料理店












ミクソロジー的発想のイタリア料理に注目
近年新潟ではワイナリーや、オーベルジュが相次いで誕生するなど注目のガストロノミー・デスティネーションとして注目されているが、新潟市中心部から南西へ約25km、岩室温泉の中心部にある築150年の古民家レストラン「灯りの食邸 KOKAJIYA」は新潟を代表するイタリア料理店だ。
その名の通りこの古民家はかつては「小鍛冶屋」と呼ばれており、それは本家である温泉旅館がかつて鍛冶屋であったことに由来する。しかし時代とともに「小鍛冶屋」に暮らす人はいなくなった。「灯りの食邸 KOKAJIYA」は郷土の記憶を未来に伝えるべく、古民家をイタリア料理店として再生した志あるプロジェクトなのだ。「灯りの食邸」とは、一度失われてしまった灯りの再生への願いが込められている。灯りとは人の暮らしのシンボルであり、安らぎと休息の象徴。「灯りの食邸 KOKAJIYA」はイタリア料理を通じて人々の心にそんな灯をともすことを信条としている。
シェフはバーテンダー出身の熊倉誠之助氏。近年バーカルチャーと料理、ガストロノミーの世界は切っても切り離せない存在となりつつあるが、その象徴的存在が熊倉シェフなのかもしれない。岩室温泉周辺は食材の宝庫で、白ナス、ゴボウ、大根などの野菜やハーブ、蜂蜜、キノコ、スイカや無花果、苺などの果物の産地だ。日本海までもわずかな距離であることから魚介類が豊富なことはもちろん、伝統的な猟法で捕るジビエ類もメニューに登場する。山間にある岩室温泉の夜は早い。山の端に陽が落ちると「灯りの食邸 KOKAJIYA」のランタンにも灯りが灯ともり、新潟ならではイタリア料理を求めて遠方からのゲストで賑わう。ミクソロジー・タッチのイノベーティブ・イタリアンは一食の価値あり。
chef profile

熊倉 誠之助
SEINOSUKE KUMAKURA
沖縄にてバーテンダーとしてキャリアをスタートし、日本バーテンダー協会主催のカクテルコンペティションにて数々入賞。独学で料理を学び新潟へ帰省。 ケータリングシェフを経て、2013年、築150年の古民家を利用し「灯りの食邸 KOKAJIYA」を開業。近年では隣接する空き家を利活用し、焼鳥店「岩室 とり蔦」や一棟貸切りの宿「岩室久元」を開業するなど、温泉街の活性化に貢献している。 発酵や乾物など、土地の食文化を取り入れながら、狩猟シーズンには自ら獲ったカモやキジなどをジビエとして提供している。 ミシュランガイド新潟2020特別版、ゴ・エ・ミヨ2023掲載。
「パスタ未来形」 by シェフ
コロナ禍を経て、レストランの持続可能性を問われる時代となり、これからもこのワードが付きまとうであろう。持続可能性とは何かと考えると、「より自然なカタチ」でなければならないのではと思う。 足元にある素材で、その土地にしかできないものを作る。 イタリアの地方料理の枠を超えて、世界の、日本の、新潟で生み出されるパスタは、その土地の食文化をアップデートした郷土料理=未来のパスタであろうと考えた。
ITALIAN WEEK 100特別コース
コースのみ 8,800円
コース+ペアリング 15,400円
(1名料金/税・サービス料込)
【コース内容:全9品】
前菜3品/IW100スペシャルパスタ/魚料理/肉料理/〆の米料理/デザート2品/自家製パン/コーヒーor紅茶orフレッシュハーブティー

JCBカード会員特典
ウェルカムドリンク1杯無料(アルコール・ノンアルコール対応)
アルコール(プロセッコ)、ノンアルコール(自家製ドリンク)のご用意。
予約方法
電話またはWEB予約
キャンセルポリシー
前日までコース料金の50% 当日コース料金の100%
予約受付開始:
2023年10月1日(日)10:00〜
※上記の電話予約ボタンをPC閲覧の方は、下記INFORMATION内の電話番号へ予約お問合せください。
INFORMATION
新潟県新潟市西蒲区岩室温泉666[google MAP🔗]
Tel:0256-78-8781
E-mail:recep@kokajiya.com
営業時間:
ランチ 12:00~
ディナー 18:00~
定休日:不定休
※ランチ、ディナーとも一斉スタート
➣ 公式WEB