ORTO
オルト

菜園という名の店名に込められた京野菜への思い


京野菜を使ったベジタリアンとヴィーガン

「オルト」オーナーシェフの谷村真司氏は自然豊かな京都南方久御山に生まれ育ち、幼少の頃から京野菜を食べて育ってきたという。専門学校を卒業するとすぐイタリア料理の道に入り、フランス料理経験を経て渡伊。2008年に帰国すると地元京都に「オルト」をOPENした。

「オルト」とはイタリア語で「菜園」の意味。旬の京野菜を中心に味だけではなく、塩分油分も控えるなど体に良い料理を目指している。イタリア料理のみならずフランス料理の経験があることから両方の要素をとりいれ、ジャンルの垣根を越えた自由な発想による自由な料理でゲストを楽しませている。

2016年にリニューアルすると「菜園」というコンセプトはより明確になり、旬の野菜の素晴らしさ、力強さを五感で味わうベジタリアン・メニュー、ヴィーガン・メニューも取り入れるようになる。吹き抜けの店内は開放感があり、一階はゆったりとした空間のカウンター席で、目の前で料理のライブ感が楽しめる。二階はテーブル席で、流木のシャンデリアを眺めながら、京都ならではの野菜料理をじっくりと堪能することができる。


chef profile

谷村 真司
SHINJI TANIMURA

1976年京都府生まれ。料理専門学校卒業後イタリア料理店に勤務。24歳で当時は珍しい京野菜を扱うフランス料理店「エヴァンタイユ」で野菜の魅力を再発見する。31歳で渡伊。帰国後、2008年8月に現在の場所で「リストランテオルト」をオープン。 2016年3月にイタリアンから他国のエッセンスを取り入れお料理の枠を外す為に「リストランテ」を取り、「オルト」として大幅リニューアル。コース一本の現在のスタイルに。

「パスタ未来形」 by シェフ

地産地消 減少する米農家への思い
環境変化、少子化によって生産減少の深刻化が進む一次産業の中でも米農家の廃業率はかなり高い水準で移行しています。近辺の米農家さん(兼業)に話を伺ったところ、「今のコンバインが壊れたら米の生産は辞める。新しいコンバインを買っても機械の為に働いている状況になる」と仰っていました。イニシャルが高い上に回収するほどの利益が見込めないのが実情だそうです。 それほどまでに採算がとれない原因のひとつはお米に変わる主食が増えたことでの米消費量の低下といえるでしょう。「パスタ未来形」を、減少の一途を辿るお米に変えられないかと言う思いでした。
地元で採れた米で製造された米粉を使用したフェトチーネは、まさに全て京都で生産されたもので捨てるところなく作られた未来へ残すべきパスタと言えるのではないかと思います。


ITALIAN WEEK 100特別コース

コースのみ 15,730円

(1名料金/税・サービス料込)


【コース内容】


予約受付開始:
2023年10月1日()10:00〜


INFORMATION

京都府京都市中京区三条町337ー2[google MAP🔗]
Tel:075-212-1166
E-mail:info@orto-kyoto.jp
営業時間:
ランチ 12:00~
ディナー 18:00~
定休日:月曜日、火曜日
※カジュアルな服装でのご来店はお断りしております
※お食事時間は2〜3時間頂戴しております。ご予定に余裕を持ってご予約くださいませ
公式WEB